新宿美容室 内装施工事例|デザイナーの意図を形にする施工力
― ソフトラグジュアリーを成立させた、43営業日のリアル ―
美容室の内装工事は、「おしゃれにつくる」だけでは成立しません。
特に新宿というエリアでは
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競合店舗の多さ
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来店客の目の肥え方
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スタッフの入れ替わりやすさ
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高い回転率と稼働時間
こうした条件を前提に、デザイン性と耐久性、そして“現場での納まり力”が同時に求められます。
今回ご紹介するのは、
新宿エリアにオープンした美容室の内装施工事例。
設計・デザイン事務所様よりご依頼をいただき、
GLORYが施工を担当させていただいたプロジェクトです。
本記事では、完成写真の紹介だけでなく、
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デザイナーの意図を、どう施工で実現したのか
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現場でどんな判断が求められたのか
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美容室内装で“失敗しやすいポイント”をどう回避したのか
といった点を、施工会社のリアルな視点で掘り下げていきます。
これから美容室の開業・改装・リニューアルを検討されている方、
また、デザイン事務所・設計者の皆さまにとっても
「安心して工事を任せられる施工会社とは何か」を考える材料になれば幸いです。
施工概要|新宿 美容室 内装工事
施工体系:施工(設計デザイン事務所よりご依頼)
施工時期:2025年8月
施工期間:43営業日
工事内容
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解体工事
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軽天ボード工事
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造作大工工事
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建具工事
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家具工事
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塗装工事
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クロス工事
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床工事
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金物工事
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ミラー・ガラス工事
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電気設備工事
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空調設備工事
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換気設備工事
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衛生設備工事
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左官工事
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防災設備工事
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音響設備工事
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NET環境工事
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ガス工事
美容室内装に必要な工種を一式対応しています。

デザインコンセプト|洞窟のような奥行きを感じるソフトラグジュアリー


本件のデザインを手がけたデザイナーからは、
次のようなコンセプトが共有されました。
「少し洞窟っぽさのあるワントーンのソフトラグジュアリーなデザインをご提案しました。
レセプションとカラーブース一体型のカウンターがお店の顔になりました。」
一見シンプルに見えるこの言葉ですが、
施工側からすると難易度の高い要素が多く含まれています。
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ワントーンで成立させるための“素材の差”
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陰影を活かすための照明と下地精度
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洞窟感=ラフすぎない左官・塗装表情
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店舗の顔となるカウンターの精度と存在感
どれか一つでもズレると、
「ただ暗い」「重たい」「安っぽい」空間になってしまいます。
ワントーン空間で最も重要なのは「下地」と「納まり」
今回の内装で特に神経を使ったのが、
壁・天井の下地精度です。
ワントーンの空間は、
色でごまかしが効きません。
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壁の不陸
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ボードの継ぎ目
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角の出方
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影の落ち方
こうした細部が、そのまま仕上がりに現れます。
軽天・ボード工事の段階から、
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デザイナーの意図する陰影が出るか
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塗装・左官の仕上げが活きるか
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照明が入ったときにムラが出ないか
を想定しながら、
通常よりも細かく確認・調整を行いました。
モルタル造形仕上げが生む「洞窟感」の正体
洞窟っぽさ=荒々しさ、ではありません。
本件で求められたのは、
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柔らかさ
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奥行き
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温度感
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時間を感じさせる表情
そのため、特殊左官・塗装・モルタル造形工事では、
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あえて均一にしすぎない
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しかし“雑”にはならない
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光を受けたときに表情が変わる
この絶妙なラインを、
現場で職人と何度もすり合わせました。
「ここは少し抑えたい」
「この面はもう少し表情を出したい」
デザイナー・施工・職人がその場で会話しながら
微調整を重ねていった工程は、
図面だけでは絶対に完結しない部分です。
店舗の顔になる「一体型カウンター」の施工精度
本件の象徴的な要素が、
レセプションとカラーブース一体型の造作カウンターです。

このカウンターは、
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視線を集める
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動線の起点になる
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ブランドイメージを決定づける
まさに「お店の顔」
そのため、
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高さ
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奥行き
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手触り
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エッジの出方
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周囲との取り合い
すべてにおいて妥協ができません。
家具工事・造作大工工事の段階から、現場で実寸確認を重ね
使い勝手とデザイン性の両立を図りました。
美容室内装で避けたい「施工ミスあるある」
美容室の施工で、実際によくある失敗例として、
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ミラーと照明の位置関係が悪く、顔色が悪く見える
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動線が詰まり、施術効率が落ちる
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空調の当たりが悪く、暑い・寒い席が生まれる
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音響・換気が弱く、居心地が悪い
といったケースがあります。
本件では、
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電気・空調・換気を早い段階で整理
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防災設備との取り合いも含めて事前調整
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NET・音響設備も内装と同時進行で施工
することで、
完成後のストレスが出にくい空間を目指しました。
新宿エリアならではの施工条件と対応力
新宿という立地は、
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搬入時間の制限
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近隣への配慮
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管理規約の厳しさ
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消防・行政対応
など、地方とはまったく条件が異なります。
GLORYでは、
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都内での施工経験
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美容室・店舗工事の実績
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現場での即時判断力
を活かし、工程遅れや手戻りが出ないよう現場管理を行いました。
完成して終わりではない、美容室内装という考え方
美容室の内装は、完成した瞬間がゴールではありません。
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毎日使われる
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人が触れる
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時間とともに表情が変わる
だからこそ、
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メンテナンスしやすいか
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修繕がしやすいか
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長く使えるか
といった視点も、施工段階から重要になります。
まとめ|デザインを「成立させる」のが施工の仕事
今回の新宿美容室の内装工事は、
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デザイナーの意図を正確に汲み取り
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現場で最適な判断を重ね
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デザインと実用性を両立させる
という、施工会社としての役割を改めて実感するプロジェクトでした。
GLORYでは、
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デザインを尊重する施工
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現場で止まらない対応力
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美容室内装に特化した知見
を活かし、
「安心して任せられる施工会社」であり続けることを大切にしています。
美容室の新規開業、改装、リニューアルをご検討中の方、
また、設計・デザイン事務所様からの施工ご依頼も、
ぜひ一度ご相談ください。
空間が“図面通り”ではなく、
“意図通り”に完成する施工をお約束します。







